西暦5000年の未来(中国群雄割拠編1)【ストーリー原案】

西暦2000年代の現在から3千年後の未来。 西暦5000年には、文明は衰退しその中心は中国に移っていた。 統一的な中央政府はなく、各地で軍閥が群雄割拠している。火器は存在するものの、戦車や戦闘機が活躍する訳ではなく、戦争は専ら簡易な構造の銃火器と刀剣…

神のかけらについて

神の生命体/光は巨大です。 実在は光として、愛として存在しています。 一定のルールとしての輪廻の法則は働いていますが、杓子定規に、三次元的に、存在があるばかりではありません。 また愛はひろがっていくことそのものと関係があります 愛が強いことはひ…

あなたの記す福音書のための草稿11

あなたの記す福音書のための草稿11 起きること 考えること 聴こえるもの 一つ一つきちんと納得して 進んでいく そこに偽りは無いし スジが通っているらなら 潔く受け入れる きちんと一つ一つ 天上界と交流を続け 積み上げていく それに応えるのうに 新たな啓…

あなたの記す福音書のための草稿 10

あなたの記す福音書のための草稿 10 聖ベルナルドの個性はとてもハッキリしている。 一点の曇りも無い信仰心 情熱 善悪の峻別 雄弁さ 仕事能力と神秘 真っ白なユニコーンのような人だ。 修道士らしく、 俗世はあまり好きではなく 宗教世界が好き 心、未来を…

あなたの記す福音書のための草稿 9

自分自身の心のこだわり。 執着、過去世。も次々に見えるようになった。 宿泊施設に泊まった時に、灯りが切れてつかなくなった。 2度電気スタンドを変えてもスタンドの灯りはつかなかった。道に佇む禿頭の男の影がみえた。お前だけは見逃してやるという声が…

あなたの記す福音書のための草稿 8

何かに導かれるように。 彼女との交流は続いた。 他愛もない話から始まった交流の習慣は、 気づけば一日何時間にも及ぶことが普通になっていた。 職場や宗教論について、何をそれほど話すことがあるのだろうか。話は全く尽きなかった。 加えて、僕の霊的感覚…

あなたの記す福音書のための草稿 7

ストレスで、フラフラになりながら、 ここで倒れたら負けだと、食欲は無いが、 せめて精のつくものを食べ続けた。 父親と交渉することは見切ったが、 母親に対してはアドバイスを与え続けた。 思ったように響いてはいかなかったが、 できることは続けた。 父…

あなたの記す福音書のための草稿 6

もう完璧でない人生。 できることは何でもする。 転職について尊敬する父親にも相談し、文章の添削をしてもらった。返ってきた乱雑な文章をみて、もしかしてこの人仕事ができないんじゃないか、ということに生まれて初めて思い至った。 その頃に、母親から父…

あなたの記す福音書のための草稿 5

もうすでに挫折した身。 外側の価値観を捨てて、 自分が本当にやりたいことに向き合おう。 海外への進学や、色々な可能性を検討して、 自分の人生を生きるには、今転職をするしかない。 この頃、変わらずに誘いを時折かけてくれる子と連絡をとるようになった…

あなたの記す福音書のための草稿 4

大学には、気の合う仲間がいた。 勉強ができても人間性が良くないんだという呪いを振り切るように、 馬鹿なことをして、それでも、肯定される自分を探した。 団体の活動に招待してくれた女の子がいた。 少し地味な人たちの中で、話を分かってくれそうな子だ…

あなたの記す福音書のための草稿 3

自分らしい振る舞いが、周りに愛されるような学生時代。 学級委員で、転校生には一番に声をかけるような子だった。 新しい遊びを考案して皆で遊んだり、イベントを企画したりしていた。 クラスメイトの全員の参加する水鉄砲大会を主催したこともある。 歳の…

神さまの気持ち

神さまが人間をおもう気持ち。 その一部を体験することが人生なのかもしれないと思うことがある。 神さまが与える運命は、時として、人の好き嫌いにそのまま沿ったものではない。 選べる運命もあれば、選べない運命もある。 流れ去る運命もあれば、どこまで…

あなたの記す福音書のための草稿 2

幼稚園に行くことには納得が行かなかった。自由に過ごして、自由に母親と遊びたい。他の子どもに自分のやりたいことを邪魔されるのも嫌だ。なぜ、幼稚園に行かなければならないのか?という問いに、納得した答えをもらえなかったからだ。それでも、力づくで…

あなたの記す福音書のための草稿1

なぜ自分はこんなみにくいところに居るんだろうか? 夜泣きが止まない僕は父親に抱かれて、家の前の崖から、街を見下ろす。「何か」を求めて泣いている。それが何かは自分にも分からない。 それが僕の一番古い記憶の一つだ。 工業都市の山の上に僕の家はあっ…